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9月11日 第2例会 青少年交換プログラム


卓話  青少年交換プログラム  石田 隆 会員 (地区青少年交換副委員長)

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前年度は、スウェーデンからの来日学生・エレンのホストクラブとして、また派遣学生・石田 幸のスポンサークラブとして新世代奉仕活動を致しました。会員皆さまのご協力のもと、2人は大きく成長し、無事青少年交換プログラムを修了する事が出来ました。心から感謝申し上げます。

◆今月9月は新世代奉仕月間、この機会に青少年交換プログラムについてご説明させて頂きます。青少年交換プログラムは、1929年にフランスのニースRC、1939年にアメリカと南米のロータリアンの友人同士の間で始まった青少年交換が起源となり、やがて世界中に広まり、1972年に国際ロータリー理事会に於いて世界的な平和と理解を推進する価値ある国際的活動として正式に推奨され、国際ロータリーの事業として今日に至っています。

◆毎年、世界150カ国、約8000人、日本では50カ国約200人の青少年交換学生を派遣しています。この2780地区では、今年度7カ国(アメリカ、カナダ、ブラジル、スウェーデン、フランス、ロシア、台湾)へ9名を派遣し、同じく9名を迎え入れ、9グループに各1名の来日学生をお世話しております。

◆この青少年交換プログラムは、語学研修ではなく派遣先の文化や習慣・伝統・歴史に触れると同時に日本の文化や習慣・伝統を広め相互理解を通して世界平和への貢献を目的としています。今年度の派遣学生8名は、先月に大志を抱いて旅立ち、今日最後の1人がロシアへ旅立ちます。

◆前年度2013-14年度の青少年交換派遣学生の帰国報告会・解団式が9月6日に行われました。昨年8月に各派遣国に向った派遣学生たちは、人生初めてのターニングポイントであるこのチャンスに勇気をだし、不安や困難を乗り越え、先に見える景色を楽しみに青少年親善大使として1年間ホストクラブ、ホストファミリーや友人にサポートして頂きながら、ミッションを成し遂げてきました。現地の文化や伝統・習慣に触れ、目で見、耳で聞いて、心で感じて大きく成長して帰国してきた彼らは自信にあふれ、1年前の彼らとは明らかに違い、身も心も大きく逞しくなりました。

昨今、先進国の中で日本が一番海外に留学する若者が少ない、また一番将来の夢や希望を持っていないと言われています。しかしこのプログラムに参加した学生は皆、世界に目を開き、夢と希望に満ちています。

◆今年度も11月15・16日の両日に2015-6年度青少年交換学生の選考試験を行います。是非、会員の親族等のロータリーファミリーに挑戦して頂きたいと思います。委員会では将来の青少年交換プログラムをより良い充実した内容に進化させる為、9月中に各クラブのご意見・ご希望をお聞かせ頂きたく、アンケートをお願いする予定です。この意義ある青少年交換プログラムへの更なるご協力、ご理解をお願い致します。