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10月2日 第1例会


『国土の防衛と海上の保護』

海上自衛隊自衛艦隊

鮒田 英一 司令官

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10月第1例会は、鮒田英一・海上自衛隊自衛艦隊司令官をお招きして、海上自衛隊の現状をお聞きした。

日本は四方を海に囲まれその排他的経済水域は、世界第6位の広さ。原油・鉄鉱石は99%、今、原発が止まっていてLNGは100%の輸入を海上貿易に依存している。

1990年の湾岸戦争終結後、海上自衛隊は1991年にペルシャ湾に掃海部隊を派遣し初の海外実任務を行うなど、徐々に任務を拡大してきた。

一方、中国は周辺海域への進出を活発化させ、南シナ海の南沙諸島などでは、独自の「9段線」を根拠に、ベトナム・フィリピンなどと領有権をめぐって、対立している。

中国は、近年では日本周辺海域への進出も進めており、尖閣諸島や沖ノ鳥島への接近や、軍艦による威嚇行動を繰り返している。

この急速な海洋進出に、海上自衛隊も警戒を怠らず、強力な軍事力の中国による軍事的進出に対し注目していく。